
OUR RESTAURANT
Philosophy フィロソフィー
レロエ・クオーレはお客様の扉でありたいと思っています。
扉には入口と出口という二つの要素が一つに集約されています。
入口とは子供のころ家族とともに外食した幸せな記憶が大人になっても残るお店であるということ。
そして出口とはいろいろ経験された老齢のお客様に常連になっていただけるお店であるということです。
この目標を達成できるお店には私たちが大切だと考えている「心」と「技術と経験」が必要不可欠です。
誰しも大人になると親に感謝するものです。社会人になり色々な経験を経て「愛されていた」ことが特別なことだということを思い知ることになります。楽しい時もそうでないときも、親と過ごす時間というのは後々自分を支えてくれる大切な記憶になると思います。そういう記憶のほんの片隅に「レロエ・クオーレ」が残っていたらこんなに嬉しいことはありません。お店で過ごすお客様の時が幸せな時であるようにという「心」をもって営業しています。

レロエ・クオーレはできるだけ、多くのお客様に楽しんでいただける料金設定、食材や製法にこだわりを持っています。
また、月替わりのデザートやおすすめメニュー、豊富なイタリアワインで何度でも来ていただけるお店を目指しています。
是非一度、ご来店くださいませ。

年長のお客様との会話はとてもためになることが多く、ある意味では役得と考えております。
様々な人生経験をされた方に愛されるお店というのは、多様な価値観のありようを受け入れられかつ、自分の仕事をはっきりと表現できるお店です。あざみ野店はお陰様で開店から13年がたちました。その間、残念ながらお客様が他界をされるという悲しい出来事も何度か経験いたしました。私たちはその方が最後にいらしたとき、何を召し上がられたか、どんなワインをお飲みになったか、その時にそれが最後になっても悔いのないサービスができていたかを思い起こすのです。
店長もシェフもまだ30代の若輩ですが、ありがたいことに様々な年齢層のお客様にご来店いただき、感謝するとともに身の引き締まる思いです。
